「読書をした後、内容を忘れてしまったらどうしよう?」と心配になったことはございませんか?
そのような時は、読後にメモをデジタルノートやアプリでまとめておくといいでしょう。
読書中にメモを残すことの大きな利点は、読んだ内容を忘れにくくなる点です。
初めのうちは手間に感じるかもしれませんが、メモを取ることが習慣化すると読書がより楽しめるようになります。
また、メモを取ることで「きちんと理解しよう」とする意識が働き、学びの効率もアップするでしょう。
メモをスムーズに書き留めるには、事前に必要なアイテムを準備しておくことをおすすめします。
特に印象に残ったフレーズや自分の意見を残しておくと、記憶にしっかりと刻まれやすくなります。
本記事では、読書メモの効果的な方法と、それによって得られるメリットなどについて詳しく紹介していきます。
読書メモの大切さとそのメリット
読書をしながらメモを取るのは、最初は「面倒だな…」と感じるかもしれません。
しかし、この習慣を身につけることで、読書の楽しさや学びの深さをしっかり実感できるようになります。
子供の頃から「本を読みなさい」と言われることが多いものの、なぜそれが大切なのかは分かりにくいですよね。
読書(特に読書メモ)には、主に以下のような恩恵があります。
・新しい情報を取り入れられる
・多様な価値観に触れられる
・想像する力が養われる
・コミュニケーション力が高まる
・仕事や生活に役立つ知識を得られる
ただし、読書中は一生懸命読んでいるつもりでも、時間が経つと内容を忘れてしまうことが少なくありません。
せっかく読んだ本の内容をしっかり覚えておくために、メモを取ることがとても重要です。
メモを取ることで、読んだことを記憶に残しやすくなり、読書の効果を最大限に引き出せます。
語彙力が高まり、コミュニケーションスキルの向上など、読書を通じたさまざまなメリットを実感できます。
また、読んだ内容だけでなく、自分の考えや感想をメモすることで思考が深まり、学びの幅も広がります。
さらに、メモを通じて他の人の意見や考え方を理解したり、感情を共感したりすることもできるのです。
これは、人間として成長する上で欠かせないプロセスの一つだと言えるでしょう。
読書メモを取るコツについて
ここからは、読書メモを取るコツなどについて紹介していきます。
読書メモを効果的に書き留めるには?
読書を進める中で、集中力を保ちながらも手軽にメモが取れるようにすることが大切です。
以下のようなメモ方法を試すことで効率的に内容を覚えられるでしょう。
・書籍に直接書き込む方法
・頭に残りやすい言葉や実践したいアイディアをキーワードや短い文でメモする
本に書き込みをするのは最もスピーディーですが、本を傷めたくない場合は注意が必要です。
その他にも、以下のようなメモの方法も存在します。
・ページを写真で保存する
・手書きのメモを残す
・音声で記録する
これらのメモは一時的にでも記録しておき、後からまとめて整理することが大切です。
特に写真や音声データは他のデータと混ざりやすいので、できるだけ早めにまとめておきましょう。
手書きのメモは、付箋やルーズリーフにさっと書き込むのが便利ですが、紛失しないように管理にも気をつけてください。
まとめて管理できるノートを用意しておくと便利になるでしょう。
自己啓発書を読むときは、タイトルだけでなく「なぜこの本を読むのか」という動機も一緒に書き留めておくと、後で読み返す際に役立ちます。
また、スマートフォンや録音機器を使ってメモを音声で残すのも有効です。
読書メモのフォーマット例
メモをわかりやすく整理するためには、あらかじめフォーマットを作っておくとスムーズです。
おすすめのフォーマット例は以下の通りとなっています。
・本のタイトル
・著者名
・あらすじや要点
・印象深かった言葉
・実際に試したいこと
・自分自身の感想
もし、項目が多いと感じる場合は、次の3項目だけでも十分です。
・著者名
・印象深かった言葉
シンプルなフォーマットにすることで、手軽に続けられるでしょう。
読書メモに便利なアプリなど
読書メモをスムーズに残すために活用できるアプリをいくつかご紹介します。
・ブクログ
・Evernote
・GoodNotes
特に読書メーターやブクログでは、本のバーコードを読み取るだけで書籍情報を自動で取り込んでくれる機能があるので、検索や手入力の手間が省けて便利です。
これらのアプリを活用することで、ログイン後に自分の読書履歴をもとにおすすめの本を提案してくれる機能もあります。
さらに読んだ本の履歴をグラフ化してくれるため、自分がどんなジャンルをよく読んでいるのかが一目でわかります。
新しい分野の本に出会えるきっかけにもなること間違いなしでしょう。
まとめ
今回は、読書メモを上手に活用するための様々な方法やポイントなどについてまとめました。
・メモを通じて、読書の楽しみをさらに広げ、学びを深めることができます。
・自分に合ったメモの取り方やアプリを選ぶことで、読書メモを無理なく続けられます。
是非、読書メモを取り入れて、日々の読書体験をより充実させてみてください。