書類（文書や広告など）の保護を行うには、ラミネートが役に立ちます。
しかし、必要なシートのサイズが不足して困った経験はございませんか？
A4サイズのシートを複数枚使用して、大きなサイズのラミネートを作成する方法は推奨されていません。
そこで本記事では、大型サイズのラミネートが必要な時の対応方法などについて詳しく説明していきます。
大型ラミネートの課題とその解決策について
職場などでよく必要とされるラミネートですが、適切なサイズのシートが不足しているときの対策はいくつかあります。
シートを並べて使用する方法はお勧めできないので、避けておきましょう。
このような場合、専門業者に依頼するか、小さなサイズを個別にラミネートして後で組み合わせる方法があります。（詳細は後ほど説明します）
家庭用のラミネーターは主にA4サイズに対応していますが、大きなサイズを扱う場合は機器の故障のリスクも考慮しなければなりません。
大型のラミネートを必要とする場合は、専門業者の利用が推奨されます。
自宅でラミネート不足に対応する方法
ラミネートシートが足りない場合、外部サービスを使わずに自宅で対応する方法があります。
一つの方法は、複数の小さなラミネートを作成し、それらを後で結合する手法です。
この方法は、自宅や小規模のオフィスで簡単に実施でき、特にDIY愛好家に適しています。
具体的には、A3やA4サイズの紙を個別にラミネートし、その後、透明テープで裏側から繋げます。
このアプローチにより、大型のポスターやプレゼンテーションボードを自分で作成することが可能です。
家庭用のラミネーターを活用するこの方法は、ラミネートの用途を広げるものです。
ラミネートを加工する際の基本ルール
ラミネート機は精密機械であり、不適切な使い方は故障の原因となることがあります。
以下を参考にしつつ、ラミネート時の「基本ルール」をおさらいしておきましょう。
基本ルール１：機器の仕様に合ったサイズを使用
通常、家庭用やオフィス用のラミネーターはA3サイズまで対応しています。
これを超えるサイズを使用すると、機器の故障が生じる可能性があります。
したがって、ラミネートする際は、機器に適したフィルムサイズを使うことが重要です。
例えば、A3ラミネーターにはA3サイズのフィルムを使用し、A4ラミネーターにはA4サイズのフィルムを使用します。
基本ルール２：フィルムの継ぎ足しは避ける
ラミネートフィルムを追加で継ぎ足すことは避けておくべきです。
接続部分がローラーに引っかかると、フィルムが巻き込まれ、内部に残骸が残る可能性があります。
また、フィルムのカット使用も推奨されていないため、行わない方がいいでしょう。
カットされたフィルムはズレやすく、そのズレが原因でローラーに粘着剤が付着し、故障を招くことがあるからです。
基本ルール３：フィルムの正しい挿入
ラミネーターにフィルムを挿入する際は、粘着面が内側になるようにしてください。
誤った挿入はフィルムの詰まりを引き起こし、加熱が不均一になり、ラミネート加工の品質を下げることに繋がります。
大型ラミネートに対応可能な店舗やサービスなど
ここからは、大型ラミネートに対応可能な店舗やサービスなどを紹介します。
ラミネートオンライン
ラミネートオンラインは24時間対応のオンラインサービスで、WEBからの入稿で文書の加工が可能です。
加工後の文書は郵送で受け取れるため、忙しい方やコストを抑えたい方に適したサービスです。
キンコーズ
キンコーズでは、コピー、スキャン、製本などの多様なサービスを提供しています。
A4サイズ以上のラミネートも可能で、店舗で直接操作するかスタッフに依頼することができます。
店舗が近い場合は、その便利さを活用することをお勧めします。
ACCEAのサービス
ACCEAは多様なサービスを提供しており、A4サイズ以上のラミネートやポスター、製本も可能です。
サービスの質とコストパフォーマンスが評価されており、全国に店舗があるためアクセスも便利です。
bonsaiiラミネーター
bonsaii ラミネーターは、A3、A4、B5サイズなど幅広いサイズに対応しており、はがきや名刺サイズにも適しています。
使いやすさと手頃な価格で、頻繁にラミネートを行うユーザーに適しています。
大型ラミネートを作成したいのなら、上記のサービスを活用するといいでしょう。
まとめ
今回は、大型のラミネートが必要になった時の対処方法などについてまとめました。
大型のラミネート加工を検討している場合、自宅での継ぎ足し作業は技術的に可能ですが、仕上がりの質を重視するならば、キンコーズやACCEAのような専門業者のサービスを利用することを推奨します。
これらの業者は、大規模なラミネート作業や特殊素材への対応が得意で、インターネットを介して簡単にオンラインで注文し、自宅に配送してもらうことも可能です。
一方、家庭用ラミネーターは一般的にA3サイズまでの処理が可能ですが、それ以上のサイズになると、専門サービスを利用することが最も安全かつ効果的です。
