バレンタイン、ホワイトデー、クリスマス、誕生日などなど特別な日には、チョコレートを自作する機会もあるかと思われます。
しかし、自宅でオリジナルのチョコレートを作る際、手元にクッキングシートがなくて困った経験はございませんか?
実は、キッチンにクッキングシートがない場合でも、代用アイテムがあるので心配は無用です。
具体的なアイテムとしては、キッチン用のラップ、アルミホイル、OPPシートなどが挙げられるでしょう。
本記事では、チョコレートを作る際にクッキングシート以外の代用アイテムを活用する方法を紹介していきます。
クッキングシートなしでチョコレートを冷却させる方法
自宅でチョコレートを作って冷やす際、クッキングシートがなくても心配はいりません。
以下のアイテムが代用することが可能なので、是非お試しください。
・OPPシート(透明な包装シート)
これらは、クッキングシートが手元にない時の便利な代替品となります。
一般的なキッチンでは、ラップやアルミホイルなどが常備されていることが多いはずです。
OPPシートは、ケーキ屋さんでケーキを包んでいる透明なシートで、同じ素材を使用したラッピング袋から切り取って使用することも可能となっています。
全ての代替アイテムが、あらゆるお菓子に適している訳ではありませんが、チョコレートの場合はどれも使用可能です。
ただし、これらの代替アイテムをクッキングシートの代わりに使用する際は、「どのようなスイーツを作るのか?」などによって最適な代替アイテムを選ぶ必要があります。
ラップはスーパーなどで手軽に入手できる上、使用もしやすいため、特に推奨されるでしょう。
アルミホイルも活用できますが、しわになりやすいため、他に選択肢がない場合に限っての使用がお勧めです。
実はデメリットもある代用アイテム「ラップやアルミホイルなど」
多くの家庭で常備しているラップやアルミホイルなどは、その手軽さから広く利用されていますが、これらの性質上デメリットもあるため、注意しなければなりません。
ラップもアルミホイルも容易に切り取ることができるというメリットがあるのですが、一度くっついてしまうと、剥がすのが困難になるケースがあります。
特にギフトとしてチョコレートを作る際には、異物が混入しないように気をつける必要があるので、実際に活用するとなると難しいかもしれません。
このようにラップやアルミホイルなどは、メリットとデメリットが混在しているというのが実情です。
チョコペンに活用可能な代用アイテム「OPPシート」
チョコペンでのデザインや文字入れに最適なのは、OPPシートというアイテムでしょう。
透明性が高いため、デザインがしやすく、完成後に剥がしやすい上。しわになりにくいため、仕上がりも綺麗です。
対照的にラップは透明ではあるものの、しわが入りやすく、柔らかすぎるためチョコペン作業には適していません。
アルミホイルは不透明で、さらにしわが入りやすいため、チョコペンの使用には向いていないと言えます。
チョコレートを冷やす際にこれらの代用アイテムを活用する場合、作るチョコレートの種類に応じて最適なアイテムを選ぶ必要があるので、それぞれの特性をしっかりと理解した上で、上手に活用するといいでしょう。
クッキングシートを使わないで生チョコレートを作るコツ
クッキングシートがない場合でも、美味しい生チョコレートを作る方法を紹介します。
ステップ1「底が平らになっている型を選択する」
生チョコレートを作る際は、専用の型にクッキングシートを敷くことになるのですが、専用の型がなくても大丈夫です。
代わりに使用できるものとして、お菓子の空き箱、使い終わった豆腐パック、お弁当箱、牛乳パック、タッパーウェアなどが挙げられます。
これらは「底が平らになっている物(四角形の物)」を使用するのが、理想的でしょう。
ステップ2「容器の内側にラップを敷く」
選んだ容器の内側にラップを敷く際は、しわがなるべく入らないように注意してください。
しわが入ると、生チョコレートの表面が不均一になる可能性があり、またラップがチョコレートにくっつくこともあります。
ステップ3「冷蔵庫に入れて冷却させる」
容器に生チョコレートを流し入れた後は、冷蔵庫に入れて、冷却させる&凝固させるという流れになります。
チョコレートの表面が固まっているように見えたとしても、内部まで完全に固まっていない場合があるので、少なくとも半日は冷蔵庫内で冷却しておくことをお勧めします。
ステップ4「生チョコレートをカットする」
生チョコレートを切るときは、包丁を温めておくことで、美しくカットすることが可能です。
包丁をお湯で温め、水分をしっかり拭き取ってから使用し、切るたびに包丁を清掃し、再び温めるという手順を繰り返すといいでしょう。
切る作業を急ぎすぎず、包丁が温かいうちに慎重かつ迅速に作業を行うことを心がけて下さい。
これらのステップを踏むことで、クッキングシートを使用せずとも、家庭で上手に生チョコレートを製作することが可能です。
クッキングシートを使用しない生チョコレート作りのステップは、以下のポイントを再確認しておいて下さい。
2.ラップの適切な使用
3.十分な冷却時間の確保
4.カット時のテクニック
これらを実践すれば、家庭での生チョコレート作りがより楽しく、美味しくなるでしょう。
クッキングシートに生チョコレートがくっつく時の対処法
実際に生チョコレートを作ってみると、クッキングシートにくっついて剥がせなくなるケースもあります。
この問題は、生チョコレートが十分に冷却されていない時に発生しやすいです。
チョコレートがしっかりと固まっていない場合、シートに付着しやすくなってしまいます。
もしも、しっかりと冷却した後でもチョコレートがクッキングシートにくっついてしまう場合は、クッキングシートの使用方法を見直すのが得策でしょう。
クッキングシートは、表面と裏面に分かれているため、誤って裏面を適用してしまうこともあるかと思われます。
そして、生クリームをたっぷりと使用した場合、生チョコレートが柔らかすぎる仕上がりになって、シートに強く付着してしまう可能性もあります。
このような問題の解決策は、生チョコレートをシートの滑らかな面に流すことです。
それでも剥がれにくい場合は、生クリームの量を見直し、チョコレートと生クリームの比率を調整するいいでしょう。
使用するチョコレートと生クリームは「2(チョコレート):1(生クリーム)」の比率に保つことが推奨されています。
生クリームが過剰に使われると、生チョコレートが柔らかくなりすぎて、剥がしにくくなるのです。
もしも、これらの方法を試してみても何も改善しなかった場合、生チョコレートを冷凍庫に入れて、冷やしてみることを試してください。(※冷却時間は約30分間)
チョコレートを冷却させることによって、しっかりと固まり、シートからきれいに剥がせるようになるはずです。
生チョコレートを冷却させても剥がれない時の対処方法
生チョコレートを冷蔵庫の中に入れて、しっかりと冷却させた後でも、クッキングシートから剥がれないという場合は、以下の方法を試してみてください。
冷蔵庫で十分に冷やした後でも剥がれない時は、タオルを温めて、生チョコレートとシートが触れている部分に当ててみましょう。
この方法により、生チョコレートが軽くとろけるので、剥がれやすくなります。
ただし、タオルを過度に熱くしたり、長時間当てすぎると、チョコレートが溶け過ぎてしまうので注意しなければなりません。
これが剥がし作業の最後のステップとなりますので、急がずにゆっくりと温めながら進めてください。
まとめ
今回は、チョコレートを作る際にクッキングシート以外の代用アイテムを活用する方法についてまとめました。
このようにクッキングシートがない場合でも、代用アイテムを活用して、生チョコレートを冷却させたり、チョコペンで描いた文字を冷却させる方法は存在します。
ただし、これらの代替アイテムは焼き菓子などのオーブンを使用したレシピには向いていないので、その点には注意しなければなりません。
バレンタイン、ホワイトデー、クリスマス、誕生日などの特別な日にチョコレートを作る際は、是非これらの情報を参考にしてください。