国際線の手荷物で持ち込んでいい物と持ち込んでいけない物とは?ルールを徹底解説!

海外旅行に出かける際、「どんなものが飛行機に持ち込めるのか?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか?

特に飛行機に不慣れな方にとっては、持ち込み可能なアイテムの見極めが難しく、当日に「えっ、これダメなの?」と焦ることもあるでしょう。

普段使っているスキンケア用品や化粧品を機内に持ち込みたい女性は、特に事前の確認が欠かせません。

中でも、日用品(化粧品、汗拭きシート、ウェットティッシュなど)は「液体扱いになるの?」と迷う人もいるはずです。

そこで本記事では、国際線に持ち込んでもいい物と持ち込んではいけない物について説明していきます。

国際線の機内持ち込みで気をつけなければいけないこととは?

国際線に限らず、空港の保安検査では曖昧な対応は通用しません。(ルールに沿っていないものは、容赦なく没収されてしまいます。)

「うっかり入れていたシェービングクリームを検査で引っかかり、その場で取り上げられてしまった」というショッキングな話も聞いたことがあります。

しかも、その後ろには搭乗を待つ長い列ができており、そのような周囲の目もあって、かなり気まずい思いをしたのだとか…

こんな事態を避けるためには、出発前に持ち物チェックを済ませておくのが鉄則です。

あらかじめTO DOリストを作っておけば、忘れ物防止にもつながりますよ。

また、以下の公式サイトで最新の情報を確認しておくと安心です。

・政府広報オンライン

https://www.gov-online.go.jp/article/201412/entry-7500.html#section2

※国内線と国際線それぞれのルールについて紹介されています。国土交通省へのリンクもあり。

・国土交通省

航空:機内持込・お預け手荷物における危険物について - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。

※持ち込み禁止物の一覧がPDFで確認できます。アウトドア用品を持参予定の方にも便利です。

さらに搭乗する予定となっている航空会社のホームページで、最新の手荷物ルールを必ずチェックしましょう。

特にLCC(格安航空会社)は、大手航空会社(JALやANAなど)に比べて、手荷物のサイズや重量に対する制限が厳しく設定されています。

規定を超えた場合、当日その場で追加料金が発生することもあるので、準備段階でしっかりと確認をしておいてください。

国際線で液体を持ち込む際の袋選びはどうするのが正解?

国際線では、液体類の持ち込みに関して厳格なルールが設けられています。

これは、過去に飛行機内で液体化学物質を使って爆発物を作ろうとした未遂事件(2006年・イギリス)が発端となっています。

幸い未然に防がれましたが、もし実行されていたら、多くの命が危険にさらされていたかもしれません。

このような背景から、国際線では液体類の機内持ち込みが制限されているのです。

「なんでそんなに厳しいの?」と感じるかもしれませんが、すべては安全のためなので、ルールを守って快適な空の旅を楽しみましょう。

具体的には、1つの容器に入れられる液体の上限は「100mlまで」となっています。

そして、それらをまとめて透明のジッパー付きプラスチック袋(マチなし)に入れる必要があります。

袋のサイズは、縦横いずれも20cm以内と決められており、この袋に収まらないものは、基本的に持ち込むことはできません。

旅行用品専門店では、持ち込みに適したボトルと袋のセット商品が販売されているため、初めての方にはこちらが便利です。

とはいえ、コンビニ、100円ショップ、ホームセンターなどで売られている袋でも条件を満たせば使用可能です。

特に「機内持ち込み対応」と表示されている商品なら安心できるでしょう。

しかし、「液体と認識しづらいアイテム」の場合は注意しなければなりません。

たとえば日焼け止めやリキッドファンデーションは、意外と見落とされがちですが、これらも液体扱いです。

さらに歯磨き粉・シェービングクリーム・整髪ジェルといった半固形タイプのものも、液体と同様に扱われるため注意が必要です。

汗拭きシートは持ち込める?シートタイプの便利アイテム

一方で、液体がしみ込んでいる「シートタイプ」の製品については、規制の対象外となるケースがほとんどです。

つまり、汗拭きシートやウェットティッシュ、メイク落としシートなどは、問題なく機内に持ち込むことができます。

長時間のフライトでは、トイレの使用が制限される場面もありますし、水を自由に使えないことも多いもの。

このような状況だと、シート類があると本当に便利です。(逆にないと不便に感じるかもしれません。)

近年では、お手拭きにとどまらず、1枚でクレンジングとスキンケアができる多機能シート、歯磨き代わりのデンタルシート、さらには水なしで使えるシャンプーシートまで登場しています。

こういったアイテムはドラッグストアの他、Amazonや楽天などのオンラインショップでも購入できます。

「え、これもシートになってるの?」と驚くような商品もあるので、事前に調べておくと旅の準備がより万全になりますよ。

まとめ

今回は、国際線に持ち込んでもいい物と持ち込んではいけない物にについてまとめました。

・液体の機内持ち込みには厳しい制限があり、1容器100ml以下、かつ20cm×20cm以内の透明ジッパー付き袋にまとめる必要があります。
・歯磨き粉・シェービングクリーム・リキッドファンデーションなども液体扱いになるため、うっかり忘れず注意しましょう。
・汗拭きシートやウェットティッシュなどのシート類は規制対象外。機内での身だしなみやリフレッシュに大活躍します。
・市販の「機内持ち込みOK」表示のある袋やボトルセットを活用すると安心。100均やドラッグストアでも手軽に揃います。
・LCCなど航空会社によって規定が異なることもあるため、事前に公式サイトで確認しておくことが大切です。

トラブルを避け、スムーズに旅をスタートさせるためにも、ルールをしっかり理解し、余裕をもって準備を進めましょう!

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