6月になると、梅雨に突入して、天気予報でも雨マークが長く続いていますね。
雨の日は、レインブーツを履いて、通勤や通学をするという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、「せっかくのレインブーツなのに、何故かサイドゴムが濡れてしまう」と感じたことがあるかと思われます。
多くの人が「防水性が高いはずなのに水が入ってきたら意味が無いのでは…?」と首をかしげた経験があることでしょう。
そこで本記事では、レインブーツのサイドゴム部分が濡れる主な原因と、それを防ぐためのポイントなどについて解説していきます。
「レインブーツ」とは何か?
「レインブーツ」とは、雨の日に履くために作られた防水性のある長靴のことを指しています。
日本語では「レインブーツ」や「レインシューズ」、「長靴」と呼ばれることが多いです。
「レインブーツ」の主な特徴は、以下の通りとなっています。
・丈の長さ:足首からふくらはぎくらいまでを覆う長さが多く、特に水はねから足を守る役割があります。最近はショート丈(足首あたり)も人気です。
・ファッション性:最近はおしゃれなデザインも増えており、雨の日のコーディネートの一部として楽しむ人も多いです。
・アウトドアや作業用にも重宝される:農作業やガーデニング、アウトドア活動でも重宝されます。
機能性とファッション性を兼ね揃えたアイテムが多いため、女性の方にもおすすめです。
レインブーツのサイドゴム部分が濡れてしまうのは何故なのか?
レインブーツを履いていると、サイドゴムの部分から水が染み込んでしまうケースがあります。
これは、多くの方が悩むことになる現象の一つなのではないでしょうか?
サイドゴムの部分から水が入り込んでしまうのは何故なのかを説明していきます。
サイドゴムが濡れる原因その1:サイドパネルの素材と防水性能
サイドパネルから水が入る大きな理由の一つは、そこに使われている素材の違いにあります。
レインブーツ本体には水を通さないゴムが多く使われていますが、サイドパネル部分は伸縮性を高めるために別の布地やゴム素材が用いられることがあります。
この布地や縫い目の隙間から、雨水がしみ込んでくることがあるのです。
サイドゴムが濡れる原因その2:地面からの水はね
さらに歩いていると、足元から水が跳ね上がってサイドパネルにかかることがあります。
雨の日のぬかるみや水たまりが、こうしたトラブルを引き起こしやすくします。
つまり、雨の日が続く場合、地面の水にも気を付けなければならないということです。
サイドゴアレインブーツの防水対策&おすすめ素材について
ここからは、サイドゴアレインブーツの防水対策とおすすめ素材を紹介していきます。
防水スプレーを使用してガードする
サイドパネルへの水の侵入を防ぐためには、防水スプレーの活用が効果的です。
市販の防水スプレーをサイドパネル全体にむらなく吹き付けると、水をはじくようになります。
ただし、効果を持続させるには定期的なメンテナンスを行わなければなりません。
スプレーは全体に均等に塗布し、完全に乾いてから着用するようにしましょう。
専用カバー(ブーツカバー)を装着してガードする
市販されているサイド部分専用の防水カバー(ブーツカバー)を装着するのもおすすめです。
このアイテムをレインブーツに装着することで、従来は防げないような雨や泥水からしっかりガードできるようになります。
デザインのバリエーションも豊富なので、見た目も楽しみながら選ぶと良いでしょう。
正しい履き方でガードする
サイド部分に水が入りにくくするには、履き方のコツも重要となってきます。
以下のポイントを意識しながら、レインブーツを履くといいでしょう。
・足首周りをぴったりフィットさせる
・歩くときにブーツがずれないように注意する
これで、水の侵入を最小限に抑えることが可能となるはずです。
高性能素材(ゴアテックス)を使用したレインブーツを選ぶ
サイド部分もゴムでしっかり覆われたものや、防水加工が施されたタイプを選ぶと、より高い防水性能が期待できます。
加えて、ゴアテックスのような高機能素材を使用したレインブーツを選ぶと、さらに安心です。
ゴアテックスとは、アメリカのWLゴア&アソシエイツ社が開発した高機能素材の商標名で、以下のような特徴を持っています。
透湿性:内部の蒸気(汗など)を外に放出して、ムレにくい。
防風性:風を通しにくく、体温を保持しやすい。
防水性・透湿性・防風性に優れた特殊な素材で、主にアウトドア用品、登山用ウェア、レインブーツなどに使われています。
特にサイド部分からの水の侵入を効果的に防いでくれるので、購入時には素材表記をしっかり確認することが大切です。
まとめ
今回は、レインブーツのサイドゴム部分が濡れる主な原因と、それを防ぐためのポイントなどについてまとめました。
レインブーツのサイドゴムが濡れてしまうのは、主にサイドパネル部分の素材の特性や縫い目の隙間、地面からの水はねが原因となっています。
これを防ぐためには、防水性の高い素材のブーツを選ぶ、防水スプレーやカバーで保護する、正しい履き方を心がけるといった対策が有効です。
これらを実践することで、雨の日も快適に過ごせるようになるでしょう。