混雑を避けながら移動したい時は、自転車や徒歩が最適ですが、悪天候(雨や雪など)の際は、自分の体や持ち物などが濡れてしまったりするので大変です。
そのような時は、レインコートを着用しながら移動する方も多いのではないでしょうか?
レインコートといえば、雨や雪などを防いで体を濡らさないようにしてくれる便利なアイテムです。
しかし、着用した後のレインコートは濡れた状態になっているため、管理するのが厄介だったりします。
そこで本記事では、濡れたレインコートをどのように扱えばいいのかなどを説明していきます。
自転車ユーザーによる濡れたレインコートの収納術
突然の雨に備えてレインコートを持ち歩いている自転車ユーザーの方も多いのではないでしょうか?
そこで、自転車ユーザーの場合、濡れたレインコートをどのように保管すればよいのかを考えていきたいと思います。
方法①:自転車に干す
屋根のある駐輪場などに置いた自転車にレインコートを広げて乾かすという方法で、風に飛ばされないよう重りを置くなどして乾かします。
この方法を実践している方の中には、「盗難リスクを考慮してあえて安価なレインコートを使用している」という声もありました。
また、予備のレインコートをカバンに常備しておくというケースもあります。
方法②:自転車カゴを活用する
自転車の前カゴを利用してレインコートを保管する場合、防水カバーを取り付けると便利です。
盗難防止のためにファスナー部分にロックをつけるなど、ちょっとした工夫をすると安心です。
雨の日に備えて、タオルや必要な小物も一緒に収納しておくと、いざというときにサッと使えて便利です。
方法③:収納袋を使う
専用の収納袋の中にレインコートを入れて持ち運ぶ方法もおすすめします。
レインコートに付属している袋や市販の収納袋を使う方が多く、濡れたままでも水滴を外に漏らさずに持ち運べるので便利です。
ただ、袋の中では乾きにくいため、屋内に戻ったらなるべく早く袋から出して干すといいでしょう。
公共の場でのレインコートマナーについて
公共の場でレインコートを着用したり、乾かしたりする際は周囲に配慮しなければなりません。
では、どのように配慮すればいいのかについて考えていきたいと思います。
コンビニに入店する時のレインコートマナー
レインコートを着用した状態で、コンビニなどの店舗に入店するのは控えておくべきでしょう。
雨によってレインコートが濡れた状態になっているので、そこから水が滴ってしまい、床を濡らして滑りやすくしたり、商品などを濡らしてしまう恐れがあります。
仮に急いでいる時であっても、しっかりと水滴を払い落としてから入店しましょう。
また、なるべく短時間で買い物を済ませるように心がけると良いでしょう。
職場でのレインコートの干し方について
通勤時に使用したレインコートを職場で乾かす必要があるときは、周囲への配慮が欠かせません。
オフィス内で干すと床が濡れて滑りやすくなることもあるため、室内干しはできれば避けたいところです。
湿気をこもらせない場所を選び、周りに迷惑をかけないようにしましょう。
以下のような場所が干すのにおすすめです。
・エントランス近くのロッカー周辺:ハンガーを使って吊るす場合は、通行の邪魔にならないよう注意しましょう。
・傘立て周辺:人目が少なく、比較的気軽に干せる場所です。
完全に乾かすのは難しいかもしれませんが、なるべく周囲の方の邪魔にならない場所を選びたいものです。
特に接客業などお客様の目に触れる可能性がある場合は、目立たない場所で干すか、持ち帰るようにしましょう。
もし干す場所が見つからないときは、防水袋を使ってレインコートを収納し、タオルでしっかり水分を拭き取るのもひとつの方法です。
再度防水袋に入れれば、他の荷物を濡らさずに快適に持ち運べますよ。
帰宅した後のレインコートの賢い収納方法
濡れたレインコートをそのままバッグに放り込むと、たとえビニール袋に入れていてもシワが目立ちやすくなります。
帰宅後も気持ちよくレインコートを着られるように、収納方法を工夫してみませんか?
レインコートは、干して乾かす方法と袋に入れて収納する方法があります。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、収納を上手に管理することで片付けが楽になりますよ。
ハンガーやポールなどを活用してしっかりと乾かす
レインコートをしっかり乾かすなら、ハンガーやポールに掛けるのが効果的です。
学校や職場に干すスペースがある場合は、きれいに吊るして乾かすと良いでしょう。
もし干す場所が狭いなら、乾く前にタオルで水分を軽く拭き取っておくとビニール同士が張り付くのを防げます。
帰宅する頃には乾いていて快適に着用できますよ。
その際、周囲の衣類やバッグが濡れないように気をつけて干すのも大事です。
干せない時はソフトケースで一時保管しておく
もし外で干す場所がない場合は、ジッパー付きのソフトケースに入れて持ち帰るのがおすすめです。
これらのケースは100円ショップなどで手軽に入手できますし、水滴が外に漏れにくいので安心です。
子ども用や大人用のレインコートに合わせて、A3やB6サイズなど色々な大きさから選べます。
一時的な保管には便利ですが、家に帰ったら必ず干してからしまいましょう。
また、ネット通販では高性能な専用収納ケースも販売されているので、そちらも検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
レインコートを賢く扱うには、濡れた後の管理を適切に行わなければなりません。
外出先では干すスペースが確保できる場合はハンガーやポールを活用し、周囲に迷惑をかけないよう配慮しましょう。
干す場所がないときは、ソフトケースや防水袋に入れて持ち帰り、自宅でしっかり乾かしてから収納するのがおすすめです。
また、コンビニなどの店内に入る際は、他のお客様や商品を濡らさないように水滴を払うことを心がけるとスマートです。
少しの気遣いで、雨の日も快適にレインコートを使いこなしましょう!