高知県四万十市の夏を代表するイベント「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」が、今年も開催されます。
今回で21回目を迎えるこの大会では、約6000発もの花火が夜空に打ち上げられ、四万十川の水面に反射する光が幻想的な雰囲気を作り出します。
観覧エリア周辺は例年多くの人で賑わうこともあり、比較的混雑を避けられるスポットを探しておくことで、落ち着いて花火を観覧することが可能となるでしょう。
本記事では、花火大会のアクセス方法、穴場スポット、有料観覧席などの各種情報を紹介していきます。
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」の開催概要
まずは、「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」の開催概要を紹介します。
基本情報
基本情報(開催日程、開催場所、花火の打ち上げ時間など)は以下の通りです。
・会場:赤鉄橋付近の四万十川河川敷
・開催日程:2025年8月30日(土)
・打ち上げ時間:20:00〜20:30
・花火数:およそ6000発
・荒天時対応:小雨決行、荒天や河川増水の場合は9月6日(土)に順延
・来場者数(例年):約5万人
・観覧席:有料エリアあり
・屋台出店:あり
続いて、アクセス情報や駐車場情報についても詳しく紹介させて頂きます。
アクセス情報
花火大会への電車と車でのアクセス方法は、以下の通りとなっています。
・車:高知道「四万十町中央IC」から約60分/宇和島道路「高田IC」から約90分
当日は混雑するため、電車などの公共交通機関を活用することをおすすめします。
駐車場について
駐車場(次の項目で詳しく紹介)の収容台数は、以下の通りです。
└ 無料:約1000台
└ 有料:約600台(事前予約制)
花火大会の詳細に関しては、以下の大会公式ページをご確認ください。
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」の駐車場情報
「しまんと市民祭 納涼花火大会」は、毎年数万人規模の観客が訪れる四万十市最大級の夏祭りとなっています。
快適に過ごすためには、駐車場の場所や移動手段を事前にチェックしておくことが重要です。
無料駐車場一覧
大会当日は、以下の市内の公共施設や学校が臨時駐車場として開放され、合計で約1600台の車を収容できます。
・中村小学校(高知県四万十市中村新町3丁目20)
・中村中学校(高知県四万十市中村小姓町2丁目1-30)
・中村南小学校(高知県四万十市不破上町1494-1)
・岩崎公園(臨時駐輪場/高知県四万十市中村四万十町)
・入田堤防(臨時駐輪場/高知県四万十市入田)
・防災センター(高知県四万十市不破2058-20)
会場からは徒歩での移動が必要になる場合が多いので、開始直前ではなく、早めの到着を意識するのがおすすめです。
また、帰りの混雑を避けるためには、あらかじめ待ち合わせ場所や迂回ルートを確認しておくと安心です。
有料駐車場一覧(事前予約制)
会場に近い場所には、以下のような有料駐車場(約600台)が用意され、事前予約が必要となります。
・水防訓練跡地(高知県四万十市不破)
これらの有料駐車場は、荷物が多い方や小さな子ども連れの方などには特に便利です。
利用にあたっては、入出庫の時間制限や決済方法があらかじめ決められている場合があるため、予約完了メールやQRコードはすぐに提示できるよう準備しておきましょう。
無料シャトルバス運行情報
花火大会当日は、西土佐地域から無料のシャトルバスが運行される予定です。
台数に限りがあるため、利用は先着順となります。(詳細や運行時刻は、以下の「四万十市観光協会」の公式ページで確認可能です。)
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」の屋台グルメ情報
祭りや花火大会などで欠かせないものといえば、屋台のグルメではないでしょうか?
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」でも、多彩な屋台が会場を彩る予定です。
出店概要
当日は16:00~21:00の時間帯に、中村会場と具同会場を中心におよそ170店舗もの屋台が軒を連ねます。
夕暮れ時から花火終了までにぎやかな雰囲気に包まれ、食べ歩きも大きな楽しみのひとつです。
屋台のメニュー一覧
花火大会で出店される屋台では、以下のような人気メニューが販売される予定です。
・ご当地ならでは:川エビの唐揚げや青のりを使った焼きそばなど、四万十ならではの味わいも楽しめます。
これらの定番&ご当地メニューを満喫されてみては、いかがでしょうか。
混雑を避けるコツ
打ち上げ開始の1時間ほど前からは特に列が長くなるため、早めに購入してから観覧場所に移動するのがおすすめ。
支払いについて
最近はキャッシュレス決済に対応する店舗も増えていますが、通信状況によっては利用できない場合もあります。
そのため、小銭や千円札などの少額現金を用意しておいた方が安心できるでしょう。
グループ来場の工夫
家族や友人同士で訪れる場合は、全員で並ぶよりも代表者が買い出しに行く方が効率的です。
屋台に並ぶ待ち時間を短縮することができるため、スムーズに屋台グルメを楽しめます。
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」のおすすめ穴場スポット
花火大会の会場周辺は例年たいへん混み合いますが、少し視点を変えると比較的ゆったりと観賞できる場所があります。
ここからは、落ち着いて花火を観覧することができる穴場スポットを紹介していきます。
穴場スポット1:四万十川キャンプ場
芝生が整備されており、座ってのんびり花火を眺められるのが四万十川キャンプ場です。
花火の打ち上げ会場から少し離れているため、人混みを避けやすく落ち着いて楽しむことができます。
ただし、夜は暗くなるため、懐中電灯やランタンなどを持参しておく方が安心です。
駐車台数に限りがあるので、徒歩での移動を想定して荷物は軽めにするのが良いでしょう。
穴場スポット2:渡川緑地
赤鉄橋の向かい側に広がる渡川緑地は、花火を正面から堪能できる絶好のビューポイントです。
川面に映る花火の反射も見事で、ワイドな打ち上げ全体を楽しみやすいというメリットがあります。
屋台が並ぶ年もあるため、飲食を楽しみながら観賞できるのも魅力だと言えるでしょう。
家族連れなら、あらかじめレジャーシートや耳栓などの用意をしておくことをおすすめします。
風下になると煙が流れてくるため、風向きに合わせて少し場所を調整すると快適に観覧できるでしょう。
穴場スポット3:為松公園
地元の人々が親しむ為松公園も、会場から少し離れた静かな観賞スポットで、混雑を避けたい方や小さな子ども連れに向いています。
木々の位置によって見え方が変わるので、現地でよく見える場所を探すのがおすすめです。
事前にトイレの位置を確認しておくと安心して花火を楽しむことができるでしょう。
穴場スポット4:香山寺市民の森・三重の塔展望台
市街を見渡せる高台にある展望台からは、夜景と花火を同時に楽しめる贅沢なロケーションです。
花火の打ち上げ場所から距離が離れているため、音の迫力は控えめですが、静かな環境で落ち着いて観覧できます。
アクセスには徒歩での登り下りがあるため、歩きやすい靴が必須で、さらに夜は冷えることもあるので羽織物や虫よけを持参すると安心です。
帰り道は暗い箇所も多いため、スマホライトとモバイルバッテリーがあると便利でしょう。
穴場スポット5:赤鉄橋中村側の土手
赤鉄橋近く、中村会場側にある土手は、打ち上げ場所に近いながらも比較的人が少なく、知る人ぞ知る穴場です。
河川敷西側からは視界が広く開けるため、迫力ある花火を間近で見られるというメリットがあります。
混雑を避けながら会場の雰囲気を味わえるため、落ち着いて観覧したい人にとって絶好のスポットです。
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」の有料観覧席
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」では、混雑を避けつつ快適に花火を楽しめるよう、有料の観覧席が設けられています。
「人混みを避けたい」「席を確保する手間を省きたい」「間近で大迫力の花火を堪能したい」という方にぴったりです。
以下の項目では、有料観覧席の座席タイプと料金などについても紹介させて頂きます。
テーブル席(中村会場)
テーブル席(中村会場)の詳細情報(定員、開場時間、料金など)です。
・定員:4名
・開場時間:16:00~
・料金:20,000円(税込)
家族やグループで利用するのに最適。飲食をしながら落ち着いて観覧できます。
枡席(中村会場)
枡席(中村会場)の詳細情報(定員、開場時間、料金など)です。
・定員:1名
・開場時間:16:00~
・料金:5,000円(税込)
足を伸ばしてゆったり座れるスタイル。個人利用におすすめです。
イス席(中村会場)
イス席(中村会場)の詳細情報(定員、開場時間、料金など)です。
・定員:1名
・開場時間:16:00~
・料金:5,000円(税込)
コンパクトに座れるシンプルな席。気軽に利用したい方向けです。
枡席(具同会場)
枡席(具同会場)の詳細情報(定員、開場時間、料金など)です。
・定員:1名
・開場時間:16:00~
・料金:5,000円(税込)
会場の雰囲気を味わいながら、広々と座れる座席です。
イス席(具同会場)
イス席(具同会場)の詳細情報(定員、開場時間、料金など)です。
・定員:1名
・開場時間:16:00~
・料金:5,000円(税込)
正面から花火を楽しめる、シンプルで利用しやすい席です。
有料観覧席を利用するメリット
有料観覧席を利用するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
・周囲の混雑を避けやすい
・花火をじっくり楽しめる環境
混雑を避けたり、場所取りの手間を省きたい方にはおすすめだと言えるでしょう。
まとめ
「しまんと市民祭 納涼花火大会2025」は、四万十川を舞台に約6000発の花火が夜空を彩る、四万十市の夏の風物詩です。
迫力ある花火と川面に映る幻想的な光景は、この時期ならではの特別な体験となるでしょう。
混雑を避けて花火大会を満喫するためには、以下のような工夫をすることがポイントとなります。
・早めに駐車場を確保する
・屋台グルメを先に購入しておく
・有料席を利用して快適に観覧する
家族や友人、恋人とそれぞれのスタイルで楽しめるのも、この花火大会の魅力です。
準備を整えて出かければ、夏の思い出に残るひと時を過ごせること間違いなしでしょう。