そうめんは日本の夏の代表的な料理ですが、大抵が束で売られています。
そのため、量の調整が難しく、使いきれずに余ってしまうことも多いです。
余ったそうめんをそのまま捨ててしまうのは、もったいないでしょう。
そこで、余ったそうめんを有効活用できないかどうかを考えてみました。
茹でて余ったそうめんの主な活用方法3選
茹でたそうめんが余った時は、どうすればいいか悩んでしまう時が多いでしょう。
ですが、茹でた後のそうめんでも有効活用することが可能となっています。
以下のような方法で余ったそうめんを保存したり、再調理することをおすすめします。
・冷凍保存（冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存）
・アレンジレシピ（そうめんチャンプルー、そうめんサラダなど）
では、各種保存方法やアレンジレシピを詳しく確認していきましょう。
茹でて余ったそうめんを冷蔵保存する方法
茹でて余ったそうめんは以下の手順で冷蔵保存することが可能です。
2.水気を切ったそうめんをラップで包んでおきます。
3.そうめんをジップロックや密閉容器などに入れます。
4.容器に入れたそうめんを冷蔵庫で保存します。
茹でたそうめんは粘りが出やすく、一度にくっついてしまうことがあります。
食べた後のそうめんはしばしば水に浸かったままになっており、見た目も美しくなくなりますが、こ「これは捨てるしかないんじゃ…？」と諦める前に、適切な保存方法を知っておくと良いでしょう。
余ったそうめんは、水分をしっかり切り、ラップで包んでから、ジップロックや密閉容器に入れて冷蔵保存することができます。
「粘りが気になる」と思うかもしれませんが、食べる前にしっかりと水洗いをすることで、粘りは解消されます。
洗った後のそうめんは新鮮な状態で、様々な料理への再利用が可能となっています。
そうめんを長期間冷蔵保存しすぎると味が落ちるため、なるべく2日以内に食べ切る方がいいでしょう。
茹でて余ったそうめんを冷凍保存する方法
茹でて余ったそうめんは以下の手順で冷凍保存することが可能です。
2.そうめんを食べる分量ごとに分けて、一食分ずつ冷凍できるようにしておきます。
3.それぞれを冷凍用の密閉袋に入れ、空気をしっかりと抜いてから封をします。
4.密閉袋に入れたそうめんを冷凍庫で保存します。
茹でたそうめんの余分な水分をしっかりと取り除き、冷凍用保存袋に平坦になるように入れてください。
冷凍する際は、袋に空気を入れた状態で冷凍庫に入れ、そうめんが凍ったら一度取り出して空気を抜いて再び冷凍します。
この手順により、冷凍したそうめんを長持ちさせることが可能です。
解凍方法として、自然解凍や電子レンジなどを使用することができ、市販の冷凍うどんと同様に扱うことができます。
保存期間は約2〜3週間ですが、味の質は保存方法によって多少低下する可能性があります。
したがって、そのまま食べるよりも何かしらの料理に利用することをおすすめします。
茹でて余ったそうめんのアレンジレシピ
茹でたそうめんを使ったアレンジレシピは、美味しいものがたくさんあります。
どれも簡単なので、そうめんが余った時は試してみることをおすすめします。
レシピ1「にゅうめん」
だし汁をベースとして、しょうゆとみりん（または砂糖）で味付けをします。
具材として、鶏肉、油揚げ、ねぎ、しいたけ、かまぼこなどを使用するといいでしょう。
保存しておいたそうめんを入れて、少し煮るだけで、温かいにゅうめんの完成です。
レシピ2「そうめんチャンプルー」
余ったそうめんを沖縄料理のチャンプルーにアレンジするのもおすすめです。
野菜（もやし、にんじん、キュウリ、ピーマンなど）、豚肉、卵を炒めて、そこに茹でて余ったそうめんを加えて、さっと炒め合わせるだけで完成します。
塩コショウ＆少量の醤油を投入して、シンプルに味付けするといいでしょう。
レシピ3「そうめんサラダ」
余ったそうめんのアレンジレシピとして、「そうめんサラダ」も定番です。
冷蔵保存しておいたそうめんを皿に入れて、その上にカットしたトマト、レタス、キュウリ、紫玉ねぎなどの野菜をたっぷりと混ぜ合わせます。
あっさり風味のドレッシングをかけたり、オリーブオイルとレモン汁で爽やかに仕上げるといいでしょう。
レシピ4「韓国風ビビンそうめん」
そうめんにビビンバのタレ（コチュジャン、砂糖、醤油、ごま油、にんにくなど）をかけて和えます。
具材として、焼肉、キムチ、ゆで卵、キュウリなどを加えて、料理のボリュームをアップさせるといいでしょう。
レシピ5「そうめんの温玉丼」
冷たいそうめんを熱々のご飯の上に乗せて、その上に温泉卵をトッピングします。
お好みで刻み海苔、ネギ、鰹節、醤油などをかけて頂くとさらに美味しく頂けます。
レシピ6「そうめんピザ」
オーブンシートの上に茹でたそうめんを円形に広げ、その上にお好みのトッピング（ハム、ピーマン、オリーブなど）、ピザソース、チーズを乗せて、オーブントースターで焼き上げます。
そうめんがカリカリになるまでじっくりと焼くのがポイントです。
まとめ
茹でて余ったそうめんを有効活用する方法を幾つか紹介させて頂きました。
保存しておいたそうめんをアレンジレシピで美味しく料理するといいでしょう。
そうめんは茹でた後でも冷蔵保存も冷凍保存も可能なので、心配は不要です。
ただし、長期間保存しすぎると味が落ちるため、早めに食べることをおすすめします。
