今年も、秋の夜空を彩る「世田谷区たまがわ花火大会2025」と「川崎市制記念多摩川花火大会2025」が合同で開催されます。
これらの花火大会イベントは、もともと六郷橋で行われていた川開きがルーツとなっています。
現在では二子橋周辺の河川敷が舞台となり、両岸から打ち上げられる花火が競演するスケールの大きなイベントとして親しまれています。
スターマインをはじめ、テーマに沿った多彩な花火が秋の澄んだ空を鮮やかに染め上げ、多くの観客を魅了します。
本記事では、「世田谷区たまがわ花火大会2025」と「川崎市制記念多摩川花火大会2025」の開催情報やおすすめ穴場スポットなどについて紹介していきます。
「多摩川花火大会2025」の開催情報
まず最初に「多摩川花火大会2025」(「世田谷区たまがわ花火大会2025」&「川崎市制記念多摩川花火大会2025」)の開催情報を紹介していきます。
開催日や打ち上げ時間など
「多摩川花火大会2025」の開催日や打ち上げ時間などは、以下の通りです。
・打ち上げ時間:18:00~19:00(予定)
・荒天時の対応:順延はなく、中止となります
悪天候(雨や雷など)の際は、延期ではなく中止となるため、気を付けて下さい。
会場やアクセス方法など
世田谷区側の会場やアクセス情報は、以下の通りとなっています。
・住所:〒157-0077 東京都世田谷区鎌田1-3-5
・アクセス:東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」から徒歩約15分
川崎市側の会場の会場やアクセス情報は、以下の通りとなっています。
・住所:神奈川県川崎市高津区諏訪2丁目7-14付近
・アクセス:東急田園都市線「二子新地駅」から徒歩約10分
※両会場とも専用駐車場はありませんので、公共交通機関の利用がおすすめです。
花火が間近に見られる定番の観覧エリアだけでなく、ゆったりと鑑賞できる穴場スポットも多数存在します。混雑を避けて快適に楽しむため、事前の下調べをお忘れなく!
「多摩川花火大会2025」のおすすめ観覧スポット
花火をゆったり楽しむなら、協賛席を事前に確保するのが一番確実ですが、実は無料で楽しめる観覧ポイントも多数存在します。
ここでは、比較的混雑を避けながら花火を鑑賞できる注目のスポットをご紹介します。
おすすめスポット1:宇奈根多目的広場
世田谷区と川崎市の両会場の花火を同時に見られるのが最大の魅力です。
会場から少し離れているため、比較的落ち着いた雰囲気で観賞可能となっています。
広いスペースがあるためレジャーシートを広げて観賞できますが、16時頃までに場所を確保しておくと安心できるでしょう。
おすすめスポット2:砧(きぬた)野球場・サッカー場
打ち上げ会場から約2kmの距離にあり、騒がしさを避けてのんびり観賞できるスポットです。
トイレも整備されており、小さなお子さん連れでも安心して花火鑑賞ができます。
駅からやや距離がありますが、その分落ち着いた環境で花火を楽しめると言えるでしょう。
おすすめスポット3:多摩川遊園
シートを敷いてゆったり座りながら観賞できるため、長時間の花火鑑賞にも向いています。
川崎・世田谷両方の花火を楽しめるものの、打ち上げ位置によっては一部見えづらい場合があるので、良い位置は早めに確保しましょう。
おすすめスポット4:等々力緑地付近の河川敷
打ち上げ会場から距離がある分、混雑を避けてゆったり花火を眺められるスポットです。
とても見晴らしが良いエリアなため、遠目からでも花火全体を広範囲に楽しめます。
落ち着いた観覧を求める方におすすめできる場所だと言ってもいいでしょう。
おすすめスポット5:せせらぎと親子広場付近の河川敷(高津せせらぎプレーパーク)
会場から比較的近い距離で、迫力のある花火を間近で楽しめることもあり、家族連れやカップルなどにも人気を博しているスポットです。
混雑は多少ありますが、河川敷が広いため比較的落ち着いて観賞可能となっています。
おすすめスポット6:玉川高島屋屋上(フォレストガーデン)
ショッピングのついでに花火を楽しめる便利なスポットとなっています。
トイレや子供向けスペースも整備されているため、親子連れにも安心です。
※ただし、近年は口コミで人気が広がりつつあるため、混雑には要注意。
おすすめスポット7:中原区丸子橋周辺
打ち上げ場所から約4km離れているため、混雑を回避しやすいスポットです。
※世田谷側からは少し遠くなるため、その点は注意が必要です。
おすすめスポット8:渋谷教育学園宿河原グランド
人混みを避けながら落ち着いて花火を観覧することのできる穴場スポットです。
おすすめスポット9:瀬田玉川神社前
住宅街の高台に位置しており、世田谷・川崎両側の花火を見渡せるローカルな人気スポットとなっています。
おすすめスポット10:鎌田一丁目周辺の土手
有料席のすぐ後方に位置し、ほぼ同等の迫力で花火を楽しむことができます。
フィナーレ後は周辺が大混雑するため、帰りの時間には余裕を持っておきましょう。
このリストを参考に、自分に合ったスポットで2025年の多摩川花火大会を満喫してみてください。
「多摩川花火大会2025」の有料観覧席チケットについて
多摩川の花火大会は、二子玉川駅やその周辺駅で毎年大混雑が予想されます。
人混みを避けて落ち着いて花火を観たい方は、有料席を事前に確保しておくのがおすすめです。
世田谷区・川崎市それぞれで有料観覧エリアが用意されており、内容や料金は以下の通りです。
世田谷区側の有料席(世田谷区二子玉川緑地運動場内)
打ち上げ場所のすぐそばに設けられたエリアで、迫力のある花火を間近で楽しめます。
・テーブル席B(4名):20,000円
・イス席(1名):4,000円
・ペアシート(2名):10,000円
・シート席(4名):12,000円
・大型シート席(10名):30,000円
所在地:東京都世田谷区玉川1丁目3-26 周辺
アクセス:東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」から徒歩圏内
川崎市側の有料席(メイン会場)
川崎側にも観覧用の有料席が用意されており、こちらも駅からのアクセスが便利です。(料金にはドリンクとお菓子が含まれています。)
・ペアシート(2名):13,000円
・ファミリーシート(4名):20,000円
所在地:東京都世田谷区玉川1丁目3-26 周辺
アクセス:東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」利用が便利
川崎市側の有料席(上野毛会場)
川崎市ではさらにもう一か所、二子玉川公園内にも有料席が設けられています。こちらは比較的落ち着いた雰囲気で花火を楽しめるのが特徴です。
・ペア席(パイプ椅子2脚):13,000円
所在地:東京都世田谷区玉川1丁目16-1(二子玉川公園)
各種チケットも販売情報については、以下の公式サイトをチェックしてください。
1.世田谷区花火大会実行委員会
2.川崎市役所 商業観光課
「多摩川花火大会2025」の混雑対策マニュアル
「多摩川花火大会2025」では、多くの来客が集まるため、会場が混雑することが予想されています。
そこで、混雑を回避するための心がけや、周辺のトイレの情報について分析しておくことにします。
混雑が予想される場所
花火大会当日は、打ち上げ会場周辺や最寄り駅である「二子玉川駅」「二子新地駅」が17時前後から一気に人であふれます。
これらの駅を利用して会場へ向かう方は、できるだけ早めの移動を心がけると安心です。
また、花火終了後は駅や電車だけでなく、会場から駅までの道も大混雑となります。
少しでもスムーズに帰りたいなら、フィナーレを待たずに早めに動くか、最後まで楽しむ場合は混雑を覚悟して余裕を持ったスケジュールにしましょう。
※なお、打ち上げ会場周辺の道路は16:30以降に一部が通行止めとなるため、会場へのアクセスは公共交通機関の利用が推奨されています。多摩川沿いの道は抜け道が少ない点にも注意が必要です。
会場周辺のトイレ事情
大会当日、打ち上げエリアには多数の仮設トイレが設置されますが、来場者数に対して十分な数とは言えず、例年どこも行列が発生します。
一方で、比較的空いている穴場スポット(「久地駅」「津田山駅」「登戸駅」「宿河原駅」周辺)を利用する場合は、駅構内のトイレや、河川敷へ向かう途中にあるコンビニのトイレを使うことも可能です。
特に登戸駅付近の河川敷には公衆トイレが整備されているため、混雑回避には有効です。
また、仮設トイレや公衆トイレを利用する際に備えて、「水に流せるティッシュ」やウェットティッシュを持参しておくと安心です。
まとめ
2025年も、川崎市と世田谷区が合同で開催する「多摩川花火大会」は、秋の夜空を彩る一大イベントとして多くの来場者で賑わいます。
打ち上げは10月4日(土)18時から、両岸の会場で迫力ある花火の競演が楽しめるのが最大の魅力です。
混雑を避けたい方は、宇奈根多目的広場や等々力緑地付近の河川敷といった穴場スポットの活用がおすすめです。
さらに、快適に観覧したいなら有料席の確保も検討するとよいでしょう。
当日は、17時頃から駅や周辺道路の混雑がピークに達するため、早めの移動と公共交通機関の利用が安心です。
また、トイレの行列や帰りの混雑も想定して、事前に準備を整えておくとスムーズに楽しめます。
迫力ある花火を間近で味わうもよし、落ち着いた場所でゆったり眺めるもよし。
ぜひ自分に合ったスタイルで、2025年の多摩川花火大会を満喫してください。