皆さんは「ラブタイプ16」という名称の恋愛タイプ診断をご存知でしょうか?
実際に試してみて、自分や相手がFAPEタイプだと知った方も多いのではないかと思われます。
FAPEは、落ち着きのある関係を大切にする“安定型パートナー”とも呼ばれており、誠実さや堅実さを基盤に恋愛を築くタイプです。
では、同じFAPEタイプの男性とFAPEタイプの女性が付き合った場合、一体どのような関係になるのでしょうか。
結論を先に述べると、FAPE×FAPEは安心感の相乗効果が生まれやすく、長続きしやすい組み合わせといえます。
しかし…その一方で、お互いに配慮しすぎて意見が言いにくくなったり、関係が単調になりやすかったりと、気をつけたいポイントも存在します。
本記事では、FAPE同士が持つポジティブな面や注意点、さらに関係をより良くするためのヒント、FAPEが他タイプと組んだ場合の相性、末永く良い関係を保つためのコツなどについて紹介していきます。
FAPEタイプとは何か?恋愛面での特徴をチェック
まずは、FAPEタイプが恋愛においてどんな傾向を持つのか、基本から整理していきましょう。
FAPEは「最後の恋人」という別名を持つほど、落ち着いた関係・信頼・堅実さを重んじるタイプです。
FAPEタイプの性格について
FAPEタイプの人々は、主に以下のような特徴を持っています。
・安定志向:将来を見据えた穏やかな暮らしを好む
・一途さ:気持ちがブレにくく、長期的な関係を望む
駆け引きや刺激的な恋よりも、信頼し合える穏やかな関係を求めることが多いです。
「誠実」「安定志向」「一途」という特徴が強く出るため、恋愛面でも派手さより“居心地の良さ”を優先する傾向があります。
FAPEタイプの恋愛観と理想の関係性
FAPEタイプは、目先の楽しさよりも、時間をかけて関係を育てる恋愛を理想とします。
“最後まで寄り添う相手”という意識が強く、結婚や同棲など、今後の生活を含めた未来設計を自然と考える人が多いのも特徴です。
理想のパートナーは、穏やかな毎日を一緒に過ごしながら、信頼を積み重ねていける相手。刺激より安らぎを共有できる関係を望みます。
FAPEタイプ同士の相性はどうなる?
ここでは、FAPEタイプ同士がパートナーになった場合の関係性について見ていきましょう。
同じ価値観を共有する分、良い面が強く出る一方で、似ているからこその課題も浮かびやすい組み合わせです。
FAPEタイプ×FAPEタイプに生まれる安心と安らぎ
FAPEタイプは、根本に「誠実でありたい」「相手を大切にしたい」という思いが共通しています。
そのため、互いに余計な心配をせずに付き合えるのが大きな魅力だと言えるでしょう。
「パートナー同士がFAPEタイプとFAPEタイプ」という組み合わせは、以下のようなプラスの相乗効果が発生しやすいです。
・信頼度の高さ:細かな約束や思いやりが互いに積み重なる
・未来志向:同じ方向を見ているため結婚などに進みやすい
考え方の方向性も似ているため、自然と深い安心感が生まれやすく、信頼関係も構築しやすいでしょう。
また、“長く寄り添う恋”を理想とする点も同じなので、将来を見据えた関係に発展しやすいのが特徴です。
FAPEタイプ同士が長続きしやすい理由とは?
FAPEタイプは、刺激的なイベントよりも、日々の積み重ねを大切に育てていく恋愛を好みます。
そのため、FAPE同士の関係は「付き合い始めより、時間を重ねてからのほうが満足度が高くなる」という傾向が強め。
恋愛を不安定にするような駆け引きや衝動的な行動が少ないため、大きく関係が揺れる要因が少なく、結果として長期的な相性の良さが際立ちます。
穏やかで落ち着いた恋愛を求める人にとって、FAPE同士は理想形に近い組み合わせといえるでしょう。
FAPEタイプ同士のカップルに生じやすい問題点
FAPE同士の関係はとても安定していますが、同じ性質を持つからこそ陥りやすい落とし穴もあります。
ここでは、特に起こりやすい課題や欠点などについて幾つか取り上げていくことにします。
問題点1:気をつかいすぎて言いたいことが言えない
FAPEタイプは、相手の気持ちを優先しようとするあまり、自分の意見を後回しにしがちです。
「空気を壊したくない」「相手を困らせたくない」という気持ちから黙ってしまうことが多く、これが小さなストレスの積み重ねにつながります。
表面上は平和でも、内側では距離が少しずつ広がってしまうことがあるため注意が必要です。
問題点2:変化が少なくて停滞感が生まれやすい
双方が安定を好むため、デートや日々の過ごし方がワンパターンになりがちです。
その結果、関係に新鮮さが薄れ、「なんとなく物足りない」という感覚が生まれることがあります。
さらに引っ越し・貯金・結婚といった大きな選択に対しても慎重になりすぎ、二人の未来に関する決断が後まわしになってしまうケースも見られます。
FAPEタイプ同士が関係を長く育てるための実践ポイント
では、FAPEタイプ同士がぶつかりやすい弱点を補い、より心地よい関係を築くにはどうすればいいのでしょうか。
ここでは、今日から取り入れられる具体的な工夫について紹介していきます。
月に一度だけ小さな“変化”を取り入れる
安定を好むFAPE同士は、良く言えば落ち着いた関係、悪く言えば刺激が少ない関係になりがちです。
そこでFAPEタイプのカップルは、月1回の“新しい体験デー”を作ることを意識してみてください。
普段行かないレストランに入る、ちょっとしたイベントに参加するなど、手軽な変化で十分です。
「初めての経験」を一緒に重ねることで、関係に自然と活気が戻るでしょう。
週に一度の“気持ちのメンテナンス時間”を作る
FAPE同士は遠慮しがちなため、言いたいことを飲み込んでしまうことが少なくありません。
そこで役立つのが、短時間で「気持ちを共有するためのルールづくり」です。
例としては、「今週の嬉しかったこと3つ+気になったこと1つ」を10分ほどで話し合う、というシンプルな方法。
感情論ではなく“事実としてどうだったか”を意識して伝えると、スムーズにコミュニケーションが取れます。
決断を後回しにしない仕組みを整える
慎重なFAPE同士は、大きな選択ほど結論が出にくくなる傾向があります。
そこで有効なのが、「期限を決める+作業を分担する」という2ステップです。
たとえば、大きな買い物などをする場合は…
・Bが比較ポイントを整理
といったように役割を明確にすることで、スピード感のある判断がしやすくなります。
他にも以下のようなアクション例を生活に取り入れていくといいでしょう。
・気持ちの共有:週1の「嬉しい3+気になる1」タイム
・決断力UP:期限設定と担当分けで話し合いを前進させる
FAPEタイプの欠点が改善されていき、関係を長続きさせられるようになるはずです。
FAPEタイプと相性が良いとされるタイプとは?
FAPE同士の相性はとても良いですが、他タイプとのマッチングがどうなるのかも気になりますよね。
先に結論から言うと、一般的に「FAPEと相性が良い」とされている代表的なタイプは、以下の通りです。
・FARE(実務派):FAPEの包容力とFAREの実行力が好循環
・LAPE(行動派):刺激と落ち着きがうまく補い合う
ここからは、何故これらのタイプと相性が良いのかについて掘り下げていきます。
“献身型パートナー”FCPEとの相性の良さ
FCPEは、相手への思いやりが深く、サポートに回ることをいとわないタイプです。
FAPEが求める穏やかな関係と、FCPEの温かな寄り添いが噛み合うことで、安心感に満ちた居心地の良い関係が築けます。
互いに「大切にされている」と実感しやすい相性といえるでしょう。
“実務派リーダー”FAREとの相性の良さ
FAREは、計画を立てて物事を進めることが得意で、判断のスピードも早いタイプ。
慎重さが出やすいFAPEにとって、FAREの行動力は頼もしい存在になりやすく、物事を前に進める力になります。
逆に、FAPEの優しさや安定感がFAREの忙しさを緩和し、二人の関係に良いバランスが生まれます。
“前向きチャレンジャー”LAPEとの相性の良さ
LAPEはエネルギッシュで、周囲を引っ張るリーダー気質を持っています。
FAPEの落ち着きと、LAPEの躍動感が組み合わさることで、刺激と安心がちょうどよく調和します。
新しいことを積極的に経験しながらも、FAPEの持つ安らぎも感じられる心地よい関係に発展しやすいでしょう。
まとめ
FAPEタイプ同士の組み合わせは、穏やかさ・誠実さ・安定感といった共通の価値観がしっかりと噛み合い、非常に安心できる関係を築きやすいのが大きな魅力です。
互いに思いやりを持ち、時間をかけて信頼を積み重ねるスタイルは、まさに“長く寄り添う恋”に向いた相性といえるでしょう。
一方で、似た気質だからこそ、遠慮が重なって本音が伝わらなかったり、日々の過ごし方が単調になりやすいなどの課題も存在します。
しかし、以下のようなシンプルな工夫を取り入れるだけで、関係はぐっと豊かに育っていきます。
・週1の気持ち共有タイムで本音をこまめに交換する
・期限や役割分担を決めて意思決定をスムーズにする
FAPE同士だからこそ築ける「落ち着いた愛」は、丁寧に向き合うことでさらに深まり、長く続くパートナーシップへと発展していきます。
互いの優しさを大切にしながら、小さな変化とコミュニケーションを積み重ねて、より温かい関係を育てていきましょう。
